2006年06月14日

勉強とは抽象化作業である

勉強とは抽象化作業である(304 Not Modified)
私の学生時代は、数学しかできなかった少年でしたので数学を例にしますが、公式って抽象的なものじゃないですか。例えば、三角形の面積を求める公式は(底辺)×(高さ)÷2であって、この公式さえ覚えていれば、底辺と高さの値がわかった瞬間にどんな三角形でも面積が求まる素晴らしい公式です。こういった抽象的な存在である公式を覚えるのが勉強にあたると思うのです。

昔から現在に至るまで、本腰を入れて勉強した事の無い自分にとっては
あまり共感できない考え方だなぁ。

「覚える」という作業が今も昔もとにかく苦手で。
「抽象的な存在である公式を覚えるのが勉強」なのであれば
僕はほとんど勉強していない。
授業中も含めて。

とにかく暗記しなければ、という覚え方をしたのって
九九とか・・解の公式とか・・まあある事はあるんだけど、
三角形の面積の公式にしても
四角の半分だから(底辺)×(高さ)÷2なんだとか
具体的な考え方ありきで身に付けたので。

大学も理系だったくせに、
公式として覚えてるものって驚くほど少なくて。
問題を解く時はまずわかり易くするために極端な例を作って
その答えの求め方を考えて
そこで得た式を実際の問題に当てはめて解く、、、
というようなやり方が主だったんだよね。

普通の人はその式を公式として覚えてるんだけど
僕はとにかくそういうの覚えられなかったから
具体的な考え方だけ身に付けて対応していた。

今、打率の求め方は?と言われても
10打数3安打で3割、これはこう計算すれば出るんだから・・
という感じで考えないと答えられないし。

元記事の考え方で言うと、僕にとっての学習は
「問題を解くために使う、抽象的な存在である公式を導く為の
具体的な考え方を身に付ける作業」
だったような気が。

身に付けるのは具体的な事なので、
「なるほど」と思えればすっと頭に入るんだよね。
だから高校程度までは何とか授業中心で対応できたんじゃないかなぁ。

で、プログラムの話にも触れられているけど、
僕が作るプログラムって完成した時点でほぼテスト完了してるようなものが多い。
単純なコーディングのミスは多々あるんだけどw
ロジックの問題はコード作成中にほとんど潰しちゃうから。
だから人より完成に時間がかかる(汗
抽象的なイメージでガガッと作れないのは弱点だと思うんだけど
やはり小さい頃からの積み重ねが無いからなのかどうも苦手だ。

で、ちょっと違う話になるけど
「『こんな問題解けても将来何の役にも立たない』と思っている人は、役に立たないよ」
これは違うと思う。
というのも僕自身『こんな問題解けても将来何の役にも立たない』
と思っている人だったんだけど
案外役に立つもんだな、と思う事が多々あったので。

じゃあ「こんな問題解けても将来何の役にも立たないよ」って言葉に
なんて答えるのが適当か。
んー。。。
「意外と役立ったりする事もあるから騙されたと思って身に付けとけ」
とか言うかな。。。
何の説得力も無いなぁ。

「でも少なくとも損もしないだろ?」
とか、、、んー、もし自分が言われてたら
「将来役立たないなら今これに使う時間が既に損じゃないか」
と思うよなぁ。

息子にこんな話されるまでにはいい答えを考えておこう。
posted by ボボコフ at 15:38 | Comment(9) | TrackBack(1) | 考察 | このエントリーを含むはてなブックマーク
この記事へのコメント
私なりの考え

ブログやメールを書くには国語や英語が重要だし
ダイエットするには体育が重要だし
賭け事をするには数学が重要だし
旅行をするには社会が重要だし
カラオケするには音楽が重要だし

ちょっとした娯楽をするには
なにかしら過去の勉強が役に立つ。
そこから一歩進むにはさらに深い勉強が必要となる。
大人になってからそれを学ぶのは、物覚えが悪くなってるからしんどい。

将来、楽しく生きるために
今のうちに受け皿を広くしておいた方が良い。

これが娯楽じゃなく、仕事に関わることならなおさら。
将来自分が何になってるかなんて
想像もつかないもんだよ。

とでも、言っておいたらどうでしょうw

余談
どれもイマイチ信用できない部分はあるかもしれないけど
先日、テレビ番組でジローラモが三味線を習うという企画があったんだけど
イタリアには音楽の授業が無いから
日本人よりも音感とかテンポを取るのが難しい
というようなのを見て
音楽が役に立ってたんだと驚きました。
Posted by ローゼンカバリー at 2006年06月14日 16:37
ローゼンカバリーさんの表現は正論で僕もそう思うんですが、
昔の僕がそう言われて納得するかというと多分しないと思うんですよ。

特に数学って実は様々な場面で生きてるんですが
そういう事って僕に限らず多くの人が
大人になってからようやく
「ホントに役立った」とか
「こういう事だったのか、やっとけば良かった」とか
思ってるんだと思うんです。

誰もが一度は同じような事を昔言われたはずなのに。

なので昔の僕が言われたとして
「なるほど」とか「それはそうかも」とか思うような、
違った表現ができればなぁと思うんですよ。

これはこの話に限らず
自分が大人になって気づいた事、
子供のうちに知っていたら、、と思うような事を
いかに息子が子供のうちにわからせてやれるかってのは
今から色々と考えますね。
同じ後悔は少なくしたいですからね。

そういう意味ではこのジローラモの話はわかりやすくていいですねw
音楽習わないなんて知りませんでした。
Posted by ボボコフ at 2006年06月14日 20:40
やっぱアレじゃあ「イマイチ信用できない」感じでしたかぁ。

で、念のため確実性は無いけどジローラモ話を入れたんですけど
そっちのほうが良いんですかね?

ならばという事で、もうひとつ余談(というか妄想の域にw)
米国には国語が無い。
(公用語としての英語はありますが)
だから4分の1の人が自分の名前の読み書きしかできないらしい。

そうなると、どうなるかというと
日本のようにストーリー性のある漫画が欠けてくるし
(そうなったらもちろんアニメだって同様)
ドラクエのようなRPGも欠けてくる。

日本人はほぼ100%が日本語を理解できるから
たった25%の能力差で
あんだけつまんない国になってしまう。

今あるはずの勉強が欠けるという事は
なにかしら、そうゆう風になってしまうってこと。
Posted by ローゼンカバリー at 2006年06月15日 10:13
まあ息子にジローラモとか言っても??ですけどねw

>だから4分の1の人が自分の名前の読み書きしかできないらしい。
4分の1ってホントですか?
これは凄い数ですが。。。

この話、今の僕にはわかりやすいですが
子供にとってどうですかね?

身近な話じゃないとピンとこないんじゃないかって気がするんですよ。

僕は英語が徹底的にダメなんですが
学生時代は「外国には行かないから」という理由で気にしませんでした。
同じ理屈だと音楽だって別にいいよって言えますし
RPGや漫画興味ないよとか言えちゃうんですよね。

そうじゃなくてもっともっと身近な話の中で、
もっと言えば既にそれが生きているという身近な例を挙げて
「ほら、今これがわかったっていうのは数学で習ったこの知識を生かしてるからなんだよ?」
みたいな持っていき方が理想かなとか考えてるんですが。
Posted by ボボコフ at 2006年06月15日 13:43
>RPGや漫画興味ないよとか言えちゃうんですよね。
ボボコフさんが子供だったらと想定して書いた内容だったので
(文章は大人向けですがw)
この意見は想定外でした。

ボボコフさんの少年時はゲームも漫画にも興味なかったとして
さらに考えると
野球の打率や防御率などは
確率統計が世の中に普及しているというのが前提だから
もし、数学がいらないという事になると
誰が凄くて誰が凄くないか
わからない事になる、とかじゃダメですか?

野球も大人になってからの趣味だったら
お手上げです。

ちなみに私は「信長の野望」や「ふしぎの海のナディア」をふれた時に
自分の歴史や理科の知識不足を子供ながらに嘆きました。
Posted by ローゼンカバリー at 2006年06月15日 14:33
勉強は「目先のことにとらわれすぎると、つまらんぞ」と思いますね。
役に立つか立たないか、は、生き方の方向性がどう変わるかで違って来てしまうし。
理数系から足を洗うつもりだったのに洗いそびれてますw

さて、ネタをたくさんもつがゆえの楽しみ、ってのが読書量の多い子どもだった私にはたくさんありますね。
知らない事はじゃんじゃん調べます。
近年は面倒くさくなってるけど、それでも小説とか読んで知らない事があるとそれをきっかけに関連のもの読みますよ。
「花はさくらぎ」だったかな?朝日新聞の連載小説。江戸時代の中継ぎ女帝が主人公だったので、歴史の履修をほとんどやってないので本を捜しました。
知識が不足していたらいかに対応するのかは、それまでの個人的な勉強の方法によって違うのかも…。
Posted by (まめ)たぬき at 2006年06月15日 17:58
■ローゼンカバリーさん
>ボボコフさんが子供だったらと想定して書いた内容
あ、なるほど。
それなら多分OKですね。
そっか、漫画楽しめないのか!であっさりw

■(まめ)たぬきさん
>役に立つか立たないか、は、生き方の方向性がどう変わるかで違って来てしまうし。
ようは、それを理解させられればいいんですけど。
「役に立たない」という考え方に対して
立つ事もあるんだよってのを上手く理解させる方法ですね。

僕なんかはそもそも小説とか全く読まないですからね。
沢山読む人が何故そんなに読むのかもよく理解できず・・・(汗
Posted by ボボコフ at 2006年06月17日 17:38
僕がサラッと感じたのは勉強を抽象化と感じるのは、受動的にしか勉強したこと無いやつなんじゃないかなぁ〜と。

ある程度超えたら勉強は全ての事柄を具体化するものに他ならんと思うます。

で、お前は勉強しとったんか?って話ですが、僕はそこらの人間よりは勉強してるよ、ってぐらいですねw
Posted by Doppio at 2006年06月29日 02:12
>ある程度超えたら勉強は全ての事柄を具体化するものに他ならんと思うます。

そうですね、そう思います。
そのイメージというか意識というかそういうモンがあるかないかの差はデカイですよね。
Posted by ボボコフ at 2006年07月01日 01:41
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Tracked: 2006-08-08 15:46
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